カラコンを付けたまま寝たら、起きた時に視界が真っ白!…なんて経験、ありませんか?
そんな時の対処法、どうしたら良いのか困りますよね。
そもそも、カラコンを付けたまま寝るなんて、絶対やってはいけないことです。
でも、人間ですから、うっかりしてしまうこともありますよね。
カラコンを外すのを忘れて、そのまま寝てしまったことのある人、カラコン愛用者の中には少なくないと思います。
カラコンを付けたまま寝た場合、起きた時に視界がぼやけたり、白く見えることがあります。
涙に含まれるタンパク質が固まってそのように見えるのですが、目を開けて真っ白だったら、驚きですよね…。
しかも、目が乾いてカラコンが眼球に貼りついてしまっていたら、パニックになりそうです。
そんな時も慌てずに済むように、正しい対処法を覚えておいてくださいね。
カラコンを付けたまま寝た時の正しい対処法
カラコンを付けたまま寝た時、困るのはレンズが外れにくくなってしまうこと。
これは、目が乾燥することによって起こります。
通常、カラコンは涙の上に乗っていて、目の中である程度動きます。
ですので、カラコンを外す時には指で角膜より下の位置にレンズをずらし、指の腹を使ってつまむように外すのですが…
カラコンを付けたまま寝てしまった場合、レンズをつまむことはおろか、ずらすこともできない時があります。
何しろ、涙のタンパク質が固まるくらいですからね。
目がカラカラに乾いてるんです。
そのまま無理にはがそうとすると、角膜を傷つける恐れがあるので危険です。
まずはカラコンを付けたまま使える目薬を点眼し、目に潤いを与えましょう。
目に水分が十分に行き渡れば、カラコンが動くようになります。
視界も良くなるので、楽にカラコンが外せますよ。
焦らず、ゆっくりと試してくださいね。
目が乾くと、角膜が酸素不足に!
万が一、カラコンを付けたまま寝てしまった時の対処法をお伝えしました。
でも…
しつこいようですが、カラコンを付けて寝るのは厳禁ですよ!
寝ている時はまばたきをしないので、涙の量が減って目が乾いてしまいます。
そのため、角膜はただでさえ酸素不足になりやすい状態なんです。
そこへ、カラコンのレンズが角膜を覆っていると…
酸素不足で、角膜の内皮細胞が死んでしまうかもしれません!
一度死んだ角膜内皮細胞は、再生することはありません。
何度もカラコンを付けたまま寝たりしていると、角膜内皮細胞がどんどん減って、最悪の場合は失明の危険もありますよ!
そのようなことにならないように、注意しましょう。
そして、万が一の時のために、カラコンを付けたまま寝た時の正しい対処法も覚えておいてくださいね。