カラコンは角膜への酸素供給をどのくらい阻害するのか?

カラコンは角膜への酸素供給を阻害してしまうと言われていますよね。

実際のところ、カラコンによってどのくらい酸素供給が妨げられるものなんでしょうか?

これには、角膜が酸素を取り込むために必要な、酸素分圧が関係しています。

カラコン 酸素供給 画像

酸素分圧って、ちょっと耳慣れない言葉ですよね?

空気中に含まれる酸素の濃さは、酸素濃度で表されますが、酸素分圧は、空気中に占める酸素の圧力を示します。

気圧が低いところでは、酸素濃度が変わらなくても酸素分圧が低くなり、酸素を取り込みにくくなるんですよ。

山や高原など、標高が高く気圧が低い場所へ行くと息苦しく感じるのは、酸素分圧が影響しているんですね。

 

人間の細胞が酸素を適度に取り込むためには、酸素濃度だけでなく、一定の酸素分圧が必要なんです。

角膜も、もちろん同様。

ところが、カラコンを付けると角膜と大気が遮断され、酸素分圧が下がって、酸素供給が阻害されてしまうというわけなんです。

 

カラコンを付けると酸素分圧は3分の1以下に!

裸眼で目を開けている状態での角膜上の酸素分圧は、152mmHgです。

これが、ハードレンズを装着した場合には100mmHg前後まで下がります。

ソフトレンズを装着した場合は、酸素分圧の低下はより著しく、含水率の高いレンズでも、50mmHgを超えるのがやっと。

裸眼の状態の3分の1程度まで下がってしまうんですね。

これは、裸眼で目を閉じた場合での酸素分圧とほぼ同じです。

ソフトレンズは角膜全体を覆ってしまうので、その分ハードレンズよりも酸素供給を妨げてしまうんですね。

 

カラコンはソフトレンズである上に、通常の透明のコンタクトレンズに比べて、色素を挟むため厚みがあります。

カラコンを付けた状態では、角膜上の酸素分圧は、裸眼で開眼している時の3分の1以下と考えて良いでしょう。

 

カラコンを付けたまま眠るのは絶対NG!

そんな状態で、更にカラコンを付けたまま眠ってしまったりしたら…

酸素分圧がどこまで下がってしまうのか、考えただけで恐いですよね。

カラコンを付けたまま寝てはいけないということの意味が、よくお分かりいただけると思います。

カラコン 酸素供給 画像

カラコンは、角膜が酸素を取り込むために必要な酸素分圧を、著しく低下させてしまいます。

カラコンを付けているだけで、裸眼の開眼時の3分の1以下の酸素分圧になってしまうのです。

これは、裸眼で眠っている時よりも、角膜への酸素供給が少なくなっている状態と言えます。

 

角膜への酸素供給が十分に行われないと、角膜血管新生など、眼障害を引き起こす恐れがあるので注意しましょう。

カラコンは装着時間をきちんと守り、眠る前には必ず外すようにしてくださいね!

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